海の資源をめぐって
海底にしずむ石油という大きな資源をめぐって、当時のアメリカ大統領、ルーズベルトは国務長官や内務長官と水面下で話し合いを行っていました。
この非公式なやりとりは、やがて正式な議会での議題になり、3年後、ルーズベルトの後任者は、まさにある良識の一部を海洋法に適用させることをやってのけたのでした。
1945年9月28日付けの公式声明で、ハリー・トルーマン大統領は、アメリカ合衆国は、その大陸棚の資源と海底を管理および開発し、その範囲は基本的に、アメリカ独自の判断によるものであるという権利を有する、と述べました。
この声明のなかでは、漁業のことについても述べられています。
それは、アメリカ合衆国は、「ある特定の公海での漁業」を行う権利があるというものでしたが、その独占所有権については何も触れませんでした。
