宇宙の法則 2

宇宙のすべてのものは、まるでひとつのものであるかのようにつながりあっています。


そのさまざまな部分は、わたしたち人間の臓器や器官のように、たがいに依存しあっています。


どのひとつのささやかな変化も全体に影響をおよぼすのです。


人間の生命活動はその宇宙に支えられています。


・・・したがって、人間はたんに地球の住人であるだけではなく、目に見えるもの、見えないものをふくむ、宇宙のすべての部分の住人でもあります。


健康とはなにかを理解するためには、わたしたちをとりまく世界にかんする基本的な知識をもっていなければなりません。


28日周期の女性の生理サイクルが月の満ち欠けの影響であるという科学的な研究については、たいがいの人が知っているにもかかわらず・・・


自分のからだが自然界にどれほど影響されているかを考える人は少ないのです。


気圧の変化も人間に影響しています。


宇宙の法則

オステオパシー医として仕事をすることは、その法則を人間に応用することを意味しています。


・・・だからこそ、オステオパシー医は病のもっとも深い原因にまで分けいることができるのです。


ここは、その思想の一端を説明するための試みです。


オステオパシーは思想であると同時に、アートでもあります。


アートとは、なんらかの活動をするための技量または力です。


また、オステオパシーは科学でもあります。


科学とは、自然および物質界にかんする秩序だった知識です。


オステオパシーはひと粒のタネが育つように育ってきました。


はじめに、それは土壌つまり社会に根をおろしました。


つぎに、土壌をつき破って、政府の認知を得ました。


タネは土壌をつき破り、芽をだし、茎をのばしたのです。


いまこそオステオパシーが成熟し、花を咲かせるときです。


その思想・アート・科学が健康の促進・病気の予防・病気の自然な療法にもとづいている以上・・・


オステオパシーは今後思うぞんぶん花をひらかせる医学になると、わたしは信じています。


医療の手法 2

ところが、少数派に支えられていた伝統的なオステオパシー医学が成熟してくると、事情はさらに一転し、多くの学生たちが、このすばらしいやりかたで手技を使ってみたいと望むようになってきました。


なによりもうれしいのは、伝統的なオステオパシーの原点にもどり、薬剤で患者を治すよりも手技で治したいという若い医師たちがふえてきたことです。


・・・もちろん、すべてのオステオパシー医がわたしと同じ考えであるわけではありません。


そのことは忘れないでいただきたいのです。


しかし、心強いことに、わたしの考えに共感してくれているのは年配者よりむしろ若い医師たちであることもまた事実なのです。


わたしはオステオパシーの未来はあかるいと信じています。


なぜなら、宇宙は特定の法則によって運行しており、その法則はまた、ある思想となって結実しているからです。


オステオパシーにも宇宙の普遍的な法則を反映した思想があります。


医療の手法

わたしの医院では患者が押しよせるようになりました。


多すぎて、共同で診察室を借りていた若い医師にまわさなければならないほどでした。


わたしの人生の勲章といえば、いうまでもなく、患者からのうれしい便りです。


毎週のように、わたしの治療に満足してくれているらしい人たちからの手紙や葉書がとどきます。


自分が診た患者がよろこんでくれている、それがわかったときほどうれしいことはありません。


オステオパシーは長年、公式な認知を得たいという政治的な強迫観念にかられていたせいか、アロパシー医学と張り合い、それをまねしてきました。


オステオパシー医が西洋医と同じになれば認知度も高まるというのが理由でしょう。


その戦略はみごとに的中しました。


しかし、わたしの仲間たちは道をまちがえてきました。


オステオパシーは手技の訓練を軽視しはじめ、わたしのころにくらべると、学生たちに要求される技能水準もかなり低下してきたのです。


虚構のシステム 4

ちょうどそのころ人気が高まってきた番組に、大金をかけたクイズ・ショーがありました。


CBSの『6万4000ドルのクイズ』です。


広告主は化粧品のレブロン社でした。


この番組が大当たりしたおかげで、レブロンは商売仇の「ヘイゼル・ビショップロ紅」を追い落とすことができたばかりか、自社の「リビングロ紅」の売れ行きを何倍にも高めた。


視聴率のほうもぐんぐん上がって、最高時には85%に達しました。


『6万4000ドルのクイズ』は「テレビの歴史で一番真似された番組」といわれました。


CBS自身、二番煎じの『6万4000ドルの挑戦』をさらに加えます。


ライバルのNBCも『21』でこれに対抗しました。


しかし、これらクイズ番組の狂熱にも、冷水がかけられるときがきたのです。

虚構のシステム 3

「アメリカン」というべきところは「合衆国」であり、「ラッキー」というところは「幸運」でなければなりませんでした。


半面では、製品の差別化にきびしいスポンサーは、「番組の差別化」にきびしいものもありました。


たとえばマクスウェル・ハウス・コーヒーは、『アイ・リメンバー・ママ』ではドラマをとぎれないようにするため、広告の挿入を本篇の前と後だけに限って、作品を大事にしました。


アルミニウムのアルコア社は、テレビ時事解説者として名高いエドワード・R・マーロウの『シー・イット・ナウ』のスポンサーでした。


1954年にマーロウが「赤狩り」の推進者マッカーシーに挑戦したときに、アルコア社は、


「ニュースに影響力を行使することは、スポンサーにとって適当とは思わない。マーロウ氏のショーだ。


彼が提供しなければならないものを、わたしたちは買っているのだ。


わたしたちは、わが社のコマーシャルを提供したいと思っている視聴者・・・


それも一定の視聴者を惹きつけることを彼に望んでいる」


・・・と見識を示しました。


しかし、この会社も翌年マーロウがCBS内外の圧力を受けて窮地に追いこまれたときには、契約の更改に応じませんでした。

虚構のシステム 2

1955年の10月に1週間のネットワークのショー844時間のうち、半分だけが自局のもので、あとはスポンサーに牛耳られました。


こうして番組のタイトルにはスポンサーの名がつき、その内容も広告主が決定するようになりました。


このため、視聴者に過度の興奮を引き起こしたり論争を招いたりする番組は、それだけ広告主のイメージを落としめたり、そのコマーシャル・メッセージを伝えそこなうことになるので、敬遠されるようになります。


したがって、毒にも薬にもならぬ番組が横行しがちとなります。


映画とちがって、テレビはスターはそれほど重要ではありません。


スターよりもスポンサーの売る商品が大切なのです。


コメディアンのグルーチョ・マルクスは、


「いまではスポンサーが糸をあやつり、わたしたちはあやつり人形なのだ。


ラジオやテレビのアナウンサーは嘘つきでなければつとまらない」


・・・とこぼしています。


あるたばこ会社の提供する番組では、「アメリカン」と「ラッキー」という言葉は禁句となっています。


・・・というのは、その会社の競争相手がアメリカンタバコ社であり、その製品が「ラッキー・ストライク」だからです。

虚構のシステム

テレビは最盛期のハリウッドが制作する映画の400倍を超える時間の娯楽番組を、毎年流さなければなりません。


しかも、毎週25ないし30時間の夕方の「ゴールデン・アワー」を、1本あたり22万ドルから50万ドルの費用をかけて、50本から75本の番組で埋めることになります。


こうした巨額の費用をまかなうのが広告収入です。


NBCのロバート・キントナーが1960年にいっているとおり・・・


「(テレビ番組に対する)究極的責任はわたしたちにあるのですが、最終的権能はスポンサーのものでなければならない。


というのは、スポンサーなしには放映網を運営していけないからである」。


・・・同時にネットワークの広告収入は、スポンサーが提供する番組をどれだけの人が視聴するか、つまりどれだけ視聴率が高いかに依存しています。


したがって、テレビの初期から広告主と広告代理店がテレビ番組に介入し、支配するようになりました。

優れた交通網をもつウォーターフロント 3

これからの課題は中央環状線の西半分を完成させることです。


これは都区内の環状6号線(通称山手通り)を利用して建設中です。


これが完成すれば、中央高速道路や東名高速道路から東京港の埋立地域には都心を通らないで到達できることになります。


つまり完成された中央環状高速道によって、湾岸地域、特に東京港臨海地域は都心部を通ることなく、迂回して、しかも性能の良い道路で関東地方の内陸部と直結できることになります。


東京湾岸道路が近いうちに強化される他に、誰もそこに先住者がいないという埋立地の特性を利用して、現在、その高速道路のさらに海側に第二番目の湾岸道路をつくることが行政のなかで真剣に検討されています。


そのための土地の手当てもかなり出来てきています。


いまのところこの第二東京湾岸道路の計画は、千葉県の船橋付近から東京湾の中央防波堤付近を通り大井埠頭に達する、東京港を中心とした迂回路の計画となっています。


しかし将来この道路はさらに千葉市の方に延びてゆく可能性もあります。


そうなれば東京湾の埋立地は、すでにある非常に優れた第一の湾岸道路と、もう一つそれに匹敵する2番目の湾岸道路という、2つの高性能の道路を利用できることになります。

優れた交通網をもつウォーターフロント 2

357号線が完成すれば湾岸道路を補助する重要な機能を備えます。


この2つの道路は一見、1つの道路のように見えます。


その幅員は100メートルにおよぶでしょう。


道路幅員が100メートル、その車線数が14にもおよぶという道路は日本全体でも大阪の外郭環状道路を除いてはありません。


湾岸道路はいまのところ幕張から羽田までしか通じていません。


しかし、ここ数年のうちに、羽田空港が拡張されると旅客ターミナルの真中を突き抜け、川崎の日本鋼管製鉄所の前を通って、横浜港に最近完成した素晴らしい横浜港横断橋を通り、横浜の貨物ターミナルまで片道3車線の高速道路が完成します。


今のところは、この道路の羽田から横浜問が開通していないために、京葉地域と京浜地域をゆきかう自動車は湾岸道路からすでにある首都高速道路に乗り入れています。


そのために羽田から横浜にかけて、首都高速道路は大変混雑しています。


しかし羽田空港の拡張工事が完成する頃には、この混雑状況はかなり改善されるでしょう。


さらに取り上げたいことがあります。


現在首都高速道路の中央環状線の東半分は完成しました。


この道路は湾岸道路と常磐高速道および東北高速道を荒川に沿って結びつけています。

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